実際に演奏するようになって、なんでこんなに難しいんだろうって思ったんですけど、、、
難しく言うと、楽器の音は、効率良く音が出るように造られています。ヴァイオリンやチェロはその音域にあった効果的な大きさなのです。(トランペットとかオーボエなどもそうです。)コントラバスはその点では、不効率なのです。音は倍音で構成されていますが、その倍音の並び=倍音列が、上手く並んでいなくて、お互いを邪魔してるんですね。それが、音に深みを与えるんです。
でも、なかなか、大きい音っていうか、通る音が、出にくいですね。そのためにいろいろ錯誤します。
独奏の場合、調弦を変えたり、楽器もそれ用に持ち変えたり、いろいろします。
この辺りも魅力。私でさえ、2本あります。
この辺りは、若い時に知った魅力。
そして、コントラバスはリズム楽器です。これは、全く違うアプローチなのです。
高揚感が半端ないんですよね。ジャズでよく見るベース。あれって決して伴奏ではありません。ここは特に言いたいけど、私たちは、メトロノームではありません。
音楽の軸なのです。特に他の楽器の人たち、すぐ乗っかっるけど、リズムは他者に乗るものじゃないんです。自己責任です。正しさは内側にある。
その事が実感できる楽器です。コントラバス は!
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